10 eyevanのセルフレーム。
2019年にローンチされ、2020年2月より販売が開始されました。
メタルフレームと同様にシェイプ・機構・素材にこだわり、シンプルでありながらメガネというプロダクトを見直して生まれたシリーズです。
メタルと同様に45サイズと47サイズの2サイズ展開のボストンシェイプ。47サイズの方が相対的にリムが細く感じられます。
フロント端部はホーンリム状に水平に広がるようなデザインがなされ、丸みを持たせ抑揚がありつつ滑らかなラインを描くブロウラインとともに
様々なお顔の形状に収まりの良い設計です。
独自開発したトルクスネジ:貝殻パッドなどはメタルのシリーズと同様で、精緻なセンスが圧巻です。
貝殻パッドは奈良県で製造されています。優れた肌へのあたりの柔らかさに加え、七色に輝く美しい色彩も魅力です。
ポンメガネではシックなカラーを中心にセレクトしました。
c.1005Sは濃い部分と明るい部分の中間色がとても綺麗な生地を用いています。赤味であったり、僅かな緑味であったり、鼈甲や琥珀系の生地をお好みのお客様にぜひお試しいただきたいです。
単なる落ち着いたフレームではなく、素材が持っている色の深みを補強するような黒貝パットの組み合わせもとても美しいと思います。
独自の2カーブベースのレンズは可視光線透過率が95%で紫外線透過率が0.1%以下というスペック。
そのため伊達眼鏡としてそのままご使用いただけます。
付属品も充実しています。赤銅色のズッシリとした量感のメタルケースと、それを包むレザーのソフトケースはそれだけで十分にプロダクトとして通用する完成度です。
10 eyevanのアイウェアは、メガネを複数のパーツの集合体として捉え、それぞれのパーツを根源的に考え、最も良い在り方を提案しています。EYEVAN 7285が「技術と再構成」というツールを用いて未知の着地点を探るブランドとすれば、10 eyevanは各社が共通して用いるパーツに対し、無意識のうちにかかっているバイアスを「そもそもどうあるべきか」の単位から見直します。 組みあがった時にはシンプルでありながら他とは異なる進化を遂げたものとして感じられるアイウェアを生み出すことに成功したブランドです。