
Jacques durand(ジャックデュラン)の「BINTAN 353」に、通常のカラーラインナップには含まれない特注色で「col.097 HM-green jasper」仕入れました。col.097は、ブランドの展示会でのみオーダーできる特別なカラーです。常時発注できる定番色ではなく、展示会という限られた機会に選定し、製作を依頼した一本となります。
カラー名は「green jasper(グリーンジャスパー)」。黒に近い深い色と、青みを含んだグリーンの濃淡が不規則に現れるアセテート生地です。正面から見ると落ち着いたダークトーンですが、光を受けた部分やフレームの内側には鮮やかな青緑が浮かび上がります。ブラックフレームのような引き締まった印象と、明るい部分の奥行きを併せ持つ色です。
ブルーのササではなく、やや緑味があることで装用いただいた際に、肌との重なりによって落ち着いた印象となります。
表記の「HM」はヘアラインマット仕上げを意味します。表面に細かな線状の表情を残すことで光沢を抑え、green jasperの模様を静かに引き立てています。磨き上げた艶ありのアセテートとは異なり、光が面で強く反射しにくいため、肉厚なフレームでありながら落ち着いた佇まいです。
アセテート生地から切り出される位置によって、青緑の濃淡や柄の現れ方には個体差があります。同じカラー番号でも一本ごとに表情が異なることも、このカラーの魅力です。
BINTAN 353は、Jacques durandの人気モデル「PITCAIRN 338」の形を受け継ぎ、全体をひと回り大きくしたモデルとして2022AWに発表されました。
スクエアを基調としながら、上辺には緩やかな弧を描かせ、下辺と目尻側には直線的な要素を残したウェリントンシェイプです。一般的なウェリントンよりもブリッジが広く、左右のレンズを離して配置した独特のバランスが、掛けたときの表情にほどよい余白を生みます。
単純に寸法を大きくしただけではなく、リムにも厚みを加えることで、BINTANらしい力強い輪郭を形成しています。一方で、レンズ幅は約45mmと過度に大きくありません。むしろ2026年の今となってはやや小さめかもしれません。太いリム、広めのブリッジ、長さのあるフロントを組み合わせることで、存在感と掛けやすいサイズバランスを両立しています。
天地に余裕のあるレンズ形状のため、単焦点レンズだけでなく遠近両用レンズのご相談も可能です。
度数や瞳孔間距離、フィッティングの条件によって適否が異なりますので、詳しくは店舗へお問い合わせください。
当フレームに限らず、ジャックデュランの製品につきましては各種パット加工の実施をお薦め申し上げます。










フレンチクラシックなシェイプとフラットは生地使いそして表面の仕上げを特徴とするフランスのアイウェアブランド。 生産国はフランスとイタリアです。ブランドロゴやフレーム情報は見えにくいところに刻印され、フレームの見た目に極力影響を与えないようにデザインされています。ブランド独自のヘアラインマット仕上げは、一般的なサンドブラストなどのマット加工と異なり、金属用のバフで磨くことで線状のラインが残るアイディアによるもの。