近代建築の巨匠、ル・コルビジェの丸眼鏡として有名な「La Corb's」。 自身がデザインし、当時パリの鼈甲眼鏡店に作成させた丸メガネはスイスの紙幣に印刷されているコルビジェの肖像にも登場します。単なる丸メガネではおわらない独特の立体造形を現代に伝えています。そのプロダクトとしての完成度とオリジナリティを是非お楽しみ下さい。
今回入荷したフレームは、フランス語で黄色を意味するjaune。実際の印象としては、鼈甲生地の最高級品であるキハクと呼ばれる、乳白色と黄色が混ざったような明るいカラーが近いと思います。雰囲気のあるデザインと雰囲気のあるカラーの組み合わせです。大宮にてぜひご試着くださいませ。
2016年8月の入荷より、以前のブリッジにデザインが戻りました。他のカラーもフランス在庫がなくなり次第、順次仕様変更がなされる予定です。
「”French Heritage” フランスの伝承」と自らの活動を位置づけるレスカ家によるアイウェアブランド。 20世紀初頭から、眼鏡の産地として名高いフランスのジュラ地方でメガネに携わってきた一家は1964年にオリジナルブランドの”レスカ ルネティエ”を立ち上げました。彼らのブランドの2本の柱は、過去から収集してきたデットストックのリアルヴィンテージの膨大なコレクションが第一にあげられます。ジュラ地方に根付いた一族ならではの、様々な職人との信頼関係による結びつきと、代々受け継いで来た金型や機械などの昔ながらの設備から生みだす伝統的なフレームの数々がもう一方の柱になっています。