LUNOR ルノア Lunor V A 107 AS ブラックテンプルは、一山式のLunorⅠやLunorⅡと異なり、チタンパッドを装着したシリーズ。ブリッジのデザインが変わったため、テンプルのデザインも若干ながら視覚的な重さを付加してバランスを保っている。ボストンスタイルの知的なメガネといわれたら、この辺りのフレームを思い浮かべてしまいます。
ドイツのデザイナー Gernot Lindner(ゲルノット リンドナー)が14歳の頃、アンティークメガネに目覚めて以来、メガネフレームのほか眼鏡ケース、拡大鏡、望遠鏡、顕微鏡、検眼機器などを集め始めました。収集を始めてから現在に至まで、眼鏡のコレクション数は3000本に及びます。やはりアンティーク眼鏡の収集家としては世界的に名高く、日本を含む各国の眼鏡の博物館設立の際には、氏の私蔵コレクションの中からかなりのアンティークアイウェアが買い付けられたことは有名な話です。 以前に世界最古の眼鏡と工学品メーカーであるAO(アメリカン・オプティカル)に教育担当、エンジニアとして務めた経験もあり、その豊富な知識とドイツクオリティーのノウハウを融合し、生まれたのがこのルノアコレクションです。