チタンを使用した細身のツーブリッジメタルフレームのシリーズ「M14」。
日本国内では2020年秋に公開されました。ルノアのツーブリッジといえば「AVIATOR」のシリーズが有名でしたが、素材を変えたことで実現した軽さと細さが当シリーズの強みとなっています。
加えて、代智とリム側面には1950年に流行したスピードライン(平行線の加工)が施される仕様です。
Mod.04は6角形(ヘキサゴン)。ティアドロップなど、定番のツーブリッジで使用されるシェイプとは異なる面白い切り口の設計となっています。要素が多いデザインですが線の細さが全体に纏りを与えています。
カラーはアンテークシルバー。
ドイツのデザイナー Gernot Lindner(ゲルノット リンドナー)が14歳の頃、アンティークメガネに目覚めて以来、メガネフレームのほか眼鏡ケース、拡大鏡、望遠鏡、顕微鏡、検眼機器などを集め始めました。収集を始めてから現在に至まで、眼鏡のコレクション数は3000本に及びます。やはりアンティーク眼鏡の収集家としては世界的に名高く、日本を含む各国の眼鏡の博物館設立の際には、氏の私蔵コレクションの中からかなりのアンティークアイウェアが買い付けられたことは有名な話です。 以前に世界最古の眼鏡と工学品メーカーであるAO(アメリカン・オプティカル)に教育担当、エンジニアとして務めた経験もあり、その豊富な知識とドイツクオリティーのノウハウを融合し、生まれたのがこのルノアコレクションです。