25/01/26
ポンメガネHP → event → Clementの最新コレクション /SILMO Paris 2024
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タグ: clement, 展示会/exhibition, 最新情報
先行してInstagramにてお知らせを行なっていたフランスのブランド「Clement クレマン」。今季は複数のコレクションが発表され、充実した仕入れを行うことができました。オーダーした製品は既に入荷しており、ポンメガネ浦和にて販売中です。 定番のLUCIDEコレクションに、Dから始まる4つのコレクションがポンメガネのラインナップに新たに加わりました。 入荷したフレームが大変好評なことなど伝えるべきことを伝え、挨拶も早々に、「何か飲む?」からの新作紹介。 コンビネーションフレームの新シリーズ「DONNA(ドナ)」は、DONNA SUMMERにインスピレーションを得た、女性に向けたコレクション。 clementは木製フレームのリリースからブランドがスタートしました。 「DUALISM(デュアリズム)」のシリーズは木を積層させて張り合わせ、フロント表面上部にメラミン塗装が施されています。テンプルは装用感抜群のメタルテンプルという構成。 新しいコレクション「DECK(デッキ)」。 建築家のルートヴィッヒ ミース ファン デル ローエにインスピレーションを得て生まれた新しいコレクション「DROPOUT(ドロップアウト)」。 今回、撮影が間に合わず製品ページを作成することができなかった商品がありました。Clement(クレマン)
「LUCIDE」COLLECTION ↑
浦和で大人気のLUCIDEコレクションの新作はどれもが良く、
目移りしてしまって説明が耳に入らず、「全部良いので全て同時に見たいです。」というお願いに至りました。
すごく綺麗でデザインの落としどころがすごく適切です。
重たくならずに、手を入れすぎず、でも魅力が一瞬でわかる明快さ。「DONNA」COLLECTION ↑
シンプルな幾何学使いはこれまでのコレクションと同様ですが、幅のあるアセテート製インナーリムとメタルフレームの対比がポップな印象となります。
この印象を補強するため、その他のデザイン要素はごく限られたものに抑えられています。
フロントの造形を活かすため、ブリッジは中幅で存在感を保ちつつシンプルに。智のヨロイはフロント内側にわずかに迫り出す半真円が採用されています。合板を使用した木製のメガネフレーム ↑
昨年オーダーを検討したものの、ヨーロッパからこのシリーズを出したことがなく、アジア特有の湿度のよる変形やパットが無いという懸念があるためオーダーを受けるのは心配である。というベンさんの助言をもとに初回のオーダーは見送りました。
しかしながら圧倒的に美しいメラミンの仕上がりと、想像外の軽さに心奪われたため、実際にT.KANDAが10ヶ月ほど使用してみて変形がほとんどなく、後付けのメタルアームパット部分にも損傷や問題が見られなかったため、晴れてオーダーに至りました。「DUALISM」COLLECTION ↑
メラミン特有の細かで繊細かつ強靭なマット面の上部と、木の質感がそのまま出ている下部のバイカラーのシリーズです。写真ではブラックのメラミンとブラックオークの組み合わせのため同一カラーのように見えますが、実際にはブラックの異なる質感がシックでスマートな雰囲気です。「DECK」COLLECTION ↑
これまでにOLIVER PEOPLESやMr.Leightをはじめ国内外のいくつかのブランドで同様の埋め込むという手法は試みられてきましたが、こういった仕上げのコンビネーションのスタイルは盲点でした。
「ディテールの密度を増やす」というクラシックスタイルの文脈の延長として用いられていたり、構造として強靭さに主眼を置いていたり、といった事例は思い浮かびましたがこれはちょと違います。
メガネというプロダクトにグラフィカルな全体性を与える要素としてあり、それでいて構造としても十分に機能しているというスマートさ。
これ見よがしでは無いバランスも素敵だと思います。
サイズやシェイプは男性に指示されそうなデザインが多く、clementは自分では無いかな?と思われていた方にオススメしたいシリーズです。「DROPOUT」COLLECTION ↑
純粋にアセテートで組み上げました。
モデル名は氏の作品がある都市名となっています。今年も作りましたオリジナルワイン。
再入荷の際には速やかに撮影予定です。