25/10/22
ポンメガネHP → event → SILMO Paris 2025 へ行ってきました。ヴィンテージVITO PARISの買い付け
カテゴリー:event
タグ: VITO PARIS, 展示会/exhibition, 最新情報
今回も羽田空港から朝の便でした。 今年も松沢がフランスのパリで開催されていたメガネの展示会「シルモ パリ 2025」を中心にアイウェアの買い付けに行ってまいりました。 初めは、例年同様に往路とVITOの買い付けです。 搭乗。 今回は、意外と快適で予定通りの睡眠管理をしつついつの間にかヨーロッパ圏に到達。スコットランドに差し掛かると、あとすこしで到着の合図。 洗面所に行った際に地上がチラチラ見えて気分が上がります。 初日は現地時間で23時頃(日本だと朝6時頃)に寝ると、その後の体内時間が圧倒的に落ち着くのでひたすら空港を見学。ターミナル毎に航空会社が異なり地域性が顕著に表れて毎度楽しみです。 今年もこの風景。気温9度で肌寒い。 小雨が降り息は白くなり、日本で言えば冬の入り口。この日ポンメガネのある埼玉は32度だったとか、寒くて嬉しい気候。 デザインと動線が好みのAeroport CDG1駅。(ここにはシャトルバスの停留所もあり市内のオペラ座へも一本でいけます。) ここからパリ中心部のシャトレ=レ・アル駅(Gare de Châtelet = Les Halles)までRER B線で直通。 シャトレ=レ・アル駅から東に少し歩くと、現在休館中のポンピドゥーセンターがございます。ここからさらに東へ。 マレ地区の街並み。建物は低いので圧迫感はありません。 パリ中心部に複数展開する眼鏡店。PETER AND MAYデザイナーのお父さんがオーナーの有名店。 マレ地区を進み、バスティーユをさらに東へ。この辺りはマレ地区とは異なる住宅街の雰囲気が強くなります。 小さな飲食店が軒を連ね、アジア料理店も多い11区の中央付近。 ヴィンテージのアポイントの時間までもう少し。大体待たされるので時間は正確である必要がないのですが、日本人なもので。 今年もVITO PARISの買い付けを無事完了しました。 改めてブランドとデザイナーについてブランドの紹介ページにまとめましたのでご覧ください。年表含めてヴィトーについては世界中の眼鏡店で最も内容の詰まったページになっていると思います。 「MIKE」はBlack、Grey Sasa、Ash Blue Sand、Demiなどで良い柄・良い状態の製品に絞ってそれぞれ複数本買い付けています。 MIKEは在庫が減っており、あと何回買い付けを行うことができるだろう?と想像しつつ、濃い色味の個体を多めに仕入れています。と同時に次回以降の買い付けの当たりをつけて、あとはひたすら品質のチェック。 アセテートやセルロイドのフレームは基本的に含有されいる可塑剤の抜け具合がほぼ品質に直結しています。未使用なのに歪んでいるフレームは、素材の中に含まれる可塑剤の揮発の仕方が不均一であった名残です。 この品質チェックの厳しさを維持しようとすると卸売ではなく、実店舗で実売をする量くらいでないとチェックし切ることができないように思われます。それくらい細かく吟味しています。 「collection speciale」もダークカラーが完売していたので仕入れました。GOALは初のグレーマーブルを。そして初めて仕入れる「SAGE」はとても魅力的なので後日詳細をご案内予定です。 見送った個体。決して悪くなく良い個体なのですが、今は買い付けを最上の個体に絞っています。 大方のメンテナンスを完了し、大宮の店頭にて順次ご覧いただけるようになっています。 Ash Blue Sand は前回すぐに完売となってしまっため、手に入れ損ねた大宮店の古松が狙っています。ご注意くださいませ。 歪みが生じやすいはずの各種柄物も、歪みの少ない良個体のみ仕入れてますのでご検討いただきたいと思います。 デットストックならではのミントコンディションのクリア。 ブラックは神田が欲しい一本。前回は指を咥えて眺めていただけでしたが、複数本仕入れたので一本くらいいいのではないかと言い訳を検討中です。お早めに。
国際展示会 SILMO Paris 2025
今回の買い付けでは、商談を行ったブランドが例年よりも多かったため、全体記事ではなく入荷の順番に個別にて紹介予定です。
[1] 東京→パリ

直行便で所要時間「14時間35分(予定)」という数字が重くのしかかりつつ、定期試験の前日の午後だと思えばむしろ短すぎる。というイメージをもつと少し気が紛れます。
今回は通路側の席だったためいつもの風景は見れず、風景の写真はちょっとしかありません。
昨年同様にSILMO開催期間の前々日にパリ・CGD空港に到着しました。
[2] 買い付け初日





一般的なトレンドを客観的に見るのにちょうど良いバランスのセレクト。パリのお店は本当にセル好き。昨年はウィンドウに並んでいなかったEYEVAN7285が復活。ただし過去作のコンビという日本とは異なるセレクション。マレ地区中心部にあり、すぐ近くにはANNE ET VALENTINの直営店がございます。


[3] VITO PARISの仕入れ

MIKEが好評につき、ながらく完売が続いていましたが既に大宮に入荷しております。

直せば良いというよりも「直さなくて良い」または「ちょっと直せば良い」という程度の個体でないと使用に際した破損のリスクが極めて高くなると考えています。


[4] MIKEのメンテナンス完了





