25/07/22
ポンメガネHP → news → KLENZE&BAUM(クレンツアンドバウム) 3Dプリントフレーム入荷 / MIDO 2025
カテゴリー:news
タグ: 3D print, KLENZE&BAUM, ポンメガネ浦和, 展示会/exhibition
2月にMIDOで仕入れたモデルがポンメガネ浦和に入荷しました。 大変魅力的なブランド自体と特徴あるコレクションをざっと紹介します。 KLENZE&BAUM(クレンツアンドバウム)は2018年にドイツで設立された3Dプリントフレーム専門のブランドです。 アイウェアを根本から考え直すようなデザインアプローチのため、常に新鮮な提案に満ちているところも大変魅力的です。メガネの良いものってこういうことだよね!という退屈さを払拭するような試行を行うため、パントやスクエアなどこれまでに見たことのあるシェイプであっても深く記憶に残ります。 3Dプリントという我々日本人にとって未知の構法という目新しさだけでなく、それらが合理的な構造によって成り立つため、それぞれの「新しさ」に意味があるところも知的でスマートだと感じています。 ディテールの質問への答えも明瞭。 3Dプリントのブランドでよくある、全色を生産せずにいくつかサンプルを作ってその他のカラーは見本で想像してください。という方法。 そうなると「そのモデルはこの色で!」という感じで注文します。 ボリュームのあるデザインにもかかわらず、ポリアミドによる驚くほどの軽さを「中空」プリントによってさらに強化して実現しています。「中空」は掘削型の製造方法では難しい3D出力ならではの造形です。 レス・イズ・モア。 3Dプリント特有の超軽量な素材を用いて極力そぎ落とされたスリムなシルエットが特徴のコレクション。 ブランドの存在感を業界に一気に植え付けたボールジョイントによるヒンジ機構を備えたシリーズ。 日本国内だと3Dのメガネフレームで良いものを選べるお店は本当にわずか。 プリミティブで思想を含めてミニマルを好まれる場合にはAnnu。 クレンツアンドバウムは特徴あるコレクションで構成されています。
メガネのデザインの最新潮流 3Dプリント造形を用いたアイウェア
これまでは店舗限定にて紹介を行って参りましたがご好評につきオンラインでも販売を開始しました。
最近は特に3Dを探されて都内からご来店いただく機会が増えております。
事前の参考資料としてご覧いただけましたら幸いです。
KLENZE&BAUM(クレンツアンドバウム) @MIDO 2025

正確には自分たちをシンクタンクと表現することからも、一般的なメガネブランドとは異なる思想で運営されていることがわかります。
「これ大丈夫かな?」といった疑問や問題が出てこない。基本的にアイディアと構造はシンプルなので我々の言語能力が極めて未熟であっても一瞬で理解でます。すごい。

好みの色の組み合わせというものがあるので自ずとまとまり良くなりました。
SUMO collection

取り外しが容易な独自機構のヒンジ。最先端3Dプリントのなかでも高級感に富むデザインです。


ASKET collection

削ぎ落とすことで本質に肉薄するデザイン。チタンとポリアミドの融合によりフレームの圧倒的な軽さとエレガンスが際立ちます。超軽量でありながら極めて高い耐久性。洗練されたデザインでありながら、高い柔軟性。
ASKETは、相反する要素を見事に融合させ、無駄を削ぎ落とすことで得られる美しさを体現しています。


SLEEK ECOLUCENT collection

再生可能な資源を活用した植物油から作られています。この革新的な素材を「ECOLUCENT(エコルセント)」と名付け、持続可能性へのコミットメントを明確に示しています。


VOYOU collection

取り外しが容易な独自機構のヒンジ。最先端3Dプリントのなかでも高級感に富むデザインです。


ポンメガネでは3DプリントだとAnnuがやはり一番の人気ですがKLENZE&BAUMも着実に顧客の心を掴んでいます。
ちょっとした艶感や構造的な作り込みを好まれる方にはKLENZE&BAUM。
こんな傾向があるかもしれません。