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オリバーゴールドスミス Oliver Goldsmith

  • 創業:1926年
  • 国:イギリス-ロンドン
  • 生産国:日本、イタリア
  • 取扱店舗:ポンメガネ大宮
oliver-goldsmith

オリバーゴールドスミス とは

1926年 ロンドンを本拠地して創業。初代のフィリップ・オリバー・ゴールドスミスはべっ甲職人であったが、オプティシャンのためにメガネフレームを作成したのが始まり。なお、現在も復刻生産されているLIBRARYが初代の作品。
1950年代に入り、画期的なデザインのサングラスを次々と発表し、それまではファッションの一部としてとして考える土壌の整っていなかった世間一般に、当時斬新だったフレームデザインの魅力によって人々の価値観の転換を起こし、メガネの業界だけではなくヨーロッパファッション業界の牽引役として、時代の顔になるほどの成功を遂げた。その顧客には時代を代表する著名人も多数いる、グレース・ケリー,ピーター・セラーズ,マイケル・ケイン,オードリー・ヘプバーン ジャッキーオナシス,デビット・ベイリー、ジョン・レノン、ブライアン・ジョーンズ等々、数々の著名人に愛されるブランドとなった。
1970年代以降は三代目のアンドリュー・オリバー・ゴールドスミスを中心にデザインを行った。90年代に一時の休業を経て、2005年に過去の膨大なデザインアーカイヴの発見を機に復活に至った。

歴史のあるブランドだからこそ今までの膨大なデザインアーカイブの中から選りすぐった 今なお輝きを放ち続けるヴィンテージモデルを、緻密に復刻することができる。「生粋の英国ブランド」としての矜持。それもまた、オリバーゴールドスミスの魅力にほかならない。
ブランドの復活に際して、日本の職人の技が不可欠であったことも忘れてはならない。三代目のフィリップ・ゴールドスミスが認めた工場で生まれるクオリティの高い製造があってはじめて復活を遂げた。独特の艶のあるフレームの仕上げは一般的なつや出しの行程である「ガラ磨き」の行程だけとっても、1〜2日というのが平均的な期間であるが、製品に差はあるもののオリバー・ゴールドスミスの場合は約一週間と言われている。コダワリの強さがその一部を見ただけでも伺えるブランド。肉厚なフレームに宿る美しいツヤを見て・触れて・掛けて楽しんでいただきたいと思います。
ちなみに2014年現在のオリバー・ゴールドスミスの生産国は3カ国あります。フレーム生産の主力は日本であることに変わりはないのですが、その他に[made in England]モデルや[made in Italy]なども存在します。前者はフルハンドメイドサングラスや初期のデットストックモデルの生産を主に行い、後者は2010年頃の新作サングラスから製造を行なっています。

定番モデル

CONSUL コンスル →

複数サイズで展開する定番のウエリントン

クラシックなテイストの中にも現在に通じる洗練されたデザイン。。

ウェリントンスタイルは正統をイメージさせるオリバーゴールドスミスの中でも長年の人気モデルです。ウエリントンをお探しの場合には一度お試しいただくことをオススメします。このフレームが起点となり、「もう少し軽く」や「もっと重厚感を」など、選択肢が広がると思います。俳優マイケル・ケインが愛用していた事でも有名なモデル。

Oliver Goldsmithの代表モデルCONSUL コンスル

← VICE CONSUL バイスコンスル

複数サイズで展開する定番のレクタングル

1959年にファーストモデルが発表されたVICE-CONSUL。以来、絶大な支持の元にメガネのスタンダードとして認知されている一本です。

スクエアに少し幅を持たせ、肉厚に仕上げたシルエットは単に大ぶりなフレームと違い、ボリュームを持たせながらも品のある、完成度の高いフレームです。

Oliver Goldsmithの代表モデル VICE CONSUL バイスコンスル

装用感向上のためのオリバーゴールドスミスのパッド張り替え事例

宝飾品と異なりメガネは調整を含め、フレームを加工することが前提です。その一環としてパットの張り替えを行っております。特に海外ブランドの製品はブリッジ部分の幅が広いことが多く、適切な装用のためにも当サービスをご検討いただけましたら幸いです。他店にて購入のフレームにつきましても加工を承っております。

Oliver Goldsmithのフレームへのクリップオンサグラス作成

フレームにあわせてオーダーメイドで製造する跳ね上げ式のクリプオンサングラスの制作事例

代表モデル一覧

一世紀近いブランドの歴史を体現する現行フレームの数々。