PonMegane

ルノア Lunor

  • 発表:1991年
  • 国:ドイツ (シュトゥットガルト)
  • 創業者:ゲルノット・リンドナー
  • デザイナー(2021年時点):ミハエル・フックス
  • 製造:ドイツ (メタルパーツの一部は日本)
  • 取扱店舗:ポンメガネ浦和
lunor ルノア

ルノア / Lunorのコレクション

ドイツのデザイナー Gernot Lindner(ゲルノット リンドナー):14歳の頃、アンティークメガネに目覚めて以来、メガネフレームのほか眼鏡ケース、拡大鏡、望遠鏡、顕微鏡、検眼機器などを集め始めました。収集を始めてから現在に至まで、眼鏡のコレクション数は3000本に及びます。やはりアンティーク眼鏡の収集家としては世界的に名高く、日本を含む各国の眼鏡の博物館設立の際には、氏の私蔵コレクションの中からかなりのアンティークアイウェアが買い付けられたことは有名な話です。

以前に世界最古の眼鏡と工学品メーカーであるAO(アメリカン・オプティカル)に教育担当、エンジニアとして務めた経験もあり、その豊富な知識とドイツクオリティーのノウハウを融合し、生まれたのがこのルノアコレクションです。

16世紀から20世紀に存在していたアンティーク眼鏡を尊重し、更には豊富な生産知識を駆使しながら現代的な掛け心地を追求した結果、ルノアの美しいコレクションが完成されました。ルノアには常に手作業が入り、200前後の作業工程の中で妥協なく製造、設計されるフレームはドイツの工芸品に値する価値が生まれます。

ヨーロッパでの評価はもちろんアメリカでも絶賛されアメリカ大手のライフスタイル誌『ロブレポート誌』では"ベスト·オブ・アイウェア"で勝者としてLunorを選択したほど。設計、品質とサービスに関するプレミアムブランドとして確固たる地位を築いた唯一無二の眼鏡です。




ルノア / Lunorの魅力

製造後100年以上経過したものを一般的にアンティークと呼びますが、ゲルノット リンドナー氏の愛するアンティークフレームは、デザインが極めて良いものの、使用するという点においては全く納得のできるのもではなかったため、自らメガネブランド[Lunor/ルノア]を設立しました。

ブランド設立の経緯からも2つの点において明快な強みをもったアイウェアを生み出していることがわかります。

第一に、シンプルなディテールをさらに洗練させたミニマルな表現である点。第二に、クラシカルなバランスを用いた寸法体系。

デザインの基準がはっきりとしているだけに、一度その魅力に触れたらなかなか離れられない中毒性のあるブランドです。しかし永くご使用いただけるであろう作りと素材とデザインなので、一般的な流行に左右されずお楽しみいただけるメガネだと思います。

Lunorのフレームへのクリップオンサグラス作成

フレームにあわせてオーダーメイドで製造する跳ね上げ式のクリプオンサングラスの制作事例

ルノアのシリーズ紹介

アイティークフレームを主要なデザインソースとした特徴あるLunorのアイウェア。当時のディテールを使用に耐えうる品質を伴って現代に蘇らせるとどのような造形となるのか、シンプルなデザインであって普通ではない仕上がりの数々は数多の試行錯誤を経てリリースされてきました。

Lunor 縁無し Classic

Classic

category: 3 piece

スティーブ・ジョブズが愛用していた丸メガネで有名となった「Lunor Classic(クラシック)」のシリーズ。共通するデザインの特徴はレンズに穴を穿つ「スリーピース(ツーポイント)」のリムレス(フチ無し)の構成。ミニマルに属するアイウェアデザインの一つの到達点にあるシリーズです。

Lunor コンビネーション C1

C1

category: Combination/Brow

「Lunor C1(シーワン)」は、アセテートとチタン組みあわせたブロースタイルのシリーズ。過去のシリーズで人気のあった「Combi」の後継にあたります。

Lunor メタルフレーム M5

M5

category: Metal

「Lunor M5(エムファイブ)」は、以前に最も人気のシリーズであった「Lunor-Ⅴ」の後継となるメタルフレームのシリーズ。メタルチタンパットの仕様で、フロントとテンプルに合金を使用した独特の質感が特徴です。

Lunor メタルフレーム M14

M14

category: Metal

「Lunor M14(エムフォーティーン)」は、チタンを使用した細身のツーブリッジメタルフレームのシリーズ。

Lunor アセテートフレーム A5

A5

category: Acetate

ルノアのアセテートフレームを代表するシリーズ。細身の縁取りに、張り出したホーンリム、細くてやや甲丸な断面のテンプル、金属の合い口が特徴。ブラックとともに、col.02のダークハバナカラーが鉄板です。

Lunor アセテートフレーム A6

A6

category: Acetate

「Lunor A6(エー シックス)」は、数あるコレクションの中でもボリュームをもたせたデザインが特徴。肉厚ながら上質な印象を纏うルノアの代表的なフレームです。

Lunor アセテートフレーム A12

A12

category: Acetate

スモールサイズのレンズシェイのアセテートフレームのシリーズ。クラシックな雰囲気が出やすいプロポーションなので、往年のLunor好きの皆様に好まれそうなデザインです。智の断面は、細身の四角形状。

ルノアのオールドシリーズ紹介

新商品がリリースされるバックグラウンドとしてご覧いただきたい内容をまとめています。ほぼ全てが生産を終了したシリーズのため、ブランドのオフィシャルサイトでは表示されていません。

あくまでポンメガネ的な視点による紹介ですので、ブランドのオフィシャルテキストや他店様の紹介と異なる場合がございますことをご容赦くださいませ。

Lunor Ⅰ (ルノア ワン)

Lunor Ⅰ

category: Metal

Lunor Ⅰ(ルノア・ワン)のシリーズは伸縮する機構を備えたテンプルに特徴があります。メタルフレームで伸縮テンプルと一山(サドル)ブリッジという組み合わせ。

Lunor Ⅱ (ルノア ツー)

Lunor Ⅱ

category: Metal

Lunor-Ⅱ (ルノア ツー)のシリーズはLUNOR-Ⅰから伸縮するテンプルをなくし、よりミニマルな印象を洗練させたシリーズ。

LunorV (ルノア ファイブ)

Lunor V

category: Metal

Lunor-V (ルノア ファイブ)はメタルアームのパッドを装着したシリーズ。一山式のLunor-ⅠやLunor-Ⅱと異なります。パット部分の調整が可能なため装用感の良さも人気でした。

Lunor SWING (ルノア スイング)

Lunor SWING

category: Metal

鼻の角度にあわせて回転する可変式ブリッジを採用したメタルフレーム。通常の一山ブリッジよりもフィッティングの安定感に優れた機構です。正確にはフレームをつなぐブリッジと可変のブリッジのダブルブリッジです。