Alexandre Caton(アレキサンドル・カトン)氏が設立した、フランス(リヨン)を拠点とするアイウェアブランド。2020年、パリの展示会Eyeloft Parisでデビューを果たしました。「ネオレトロ」な表現によってクラシックなデザインを現代的な仕立てのアイウェアとして復活させています。ブランド名は復活や再生を象徴する聖ラザロに由来する「LAZARE」と、仕事場や勉強や熱意などに由来する「STUDIO」から考案されました。
ポンメガネはSILMO Parisの会場にてご本人よりご紹介いただく機会をいただきました。
Alexandre氏によるデザインがとにかく良いという端緒が全ての始まりです。そのうえでお話を伺った結果、大量生産の免罪符として持続可能性を謳うのではなく、良い製品を長く使うという結果としてそのような効果が生まれるという点にも納得がいきました。もちろん持続性を追求する取り組みが強力にありますが、あらゆる面で洗練されたモノ作りがなされています。
モノとしての品質と在り方としての倫理感が高い次元で共存している所に強い共感を覚えました。
背景を含めて佇まいが大変美しく、そして芯の太さと強さが感じられます。
時代を超えるデザインや、長期間使用するための素材・製造方法に始まり、それを生産する人々の暮らしや販売する店舗、付属品の数々など、クリーンで明瞭な世界観をもって運営されている稀有なブランド。思想を含めたあらゆる質が高く「良いメガネ」を体現するようなプロダクトをリリースしています。
アレキサンドル氏は長年、オプティシャンとしてヴィンテージと現行フレームを取り扱う現場の第一線に立ち、様々な知見を得た後にアイウェアのデザイナーやコンサルティングを開始しました。当初経営していた眼鏡店は後継の方に譲り、現在はlazare studio®︎を主軸にアイウェアデザイナーとして活動されています。
1900年代から1970年代にかけて生み出された、クラシックな形状にインスピレーションを得てデザインがなされています。その後、スタジオにて再設計がなされ、現代のサイズに適合して、LAZARE STUDIO 特有の特徴的なディテールでまとめられます。
幾重にもコーティングを重ねた高耐久で堅牢なメタルフレームをはじめ、1960~70年代のセルフレームが纏っていた未来に対するポジティブなイメージの踏襲など、魅力を挙げ始めると枚挙にいとまがありません。店舗に入荷しましたら、それぞれのモデルごとに特徴をご案内予定です。
2024/09/03
浦和blog
ご来店いただいたお客様に着用していただきました。
2024/08/19
浦和blog
lazare studioからブラックの焼き付け塗装を施したメタルフレームが届きました。
ブラックは明暗がでるため、複雑なデザインほど構造があらわになる色です。
メタルはモデル毎に蝶番デザインが異なり、その姿さえ美しく感じます。
2024/04/03
浦和blog
「lazare studio®︎ ラザール・ステュディオ」からアセテート素材
2024/03/22
浦和blog
アイアンのようで武骨でありながら、深い質感がたまらなく、
道具好きな方は虜になるかと思います。