PonMegane

VITO PARIS ヴィトーパリ

  • 年代:1950年代後半〜1970年代
  • 国:フランス
  • デザイナー:Victor Bitchatchi ヴィクトール・ビチャッチ
  • 取扱店舗:ポンメガネ大宮
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VITO PARIS

VITO PARISの概要

1950年代後半から1970年代のフランス・パリで少量生産によるアイウェアをデザイン・リリースしていた創業者・デザイナーであったVictor Bitchatchiによるブランド。当時の資料が極めて少なく全貌が掴めないものの、いくつかの希少なコレクションや周囲の証言から当時のフランスのアイウェア業界における重要なブランド・デザイナーであると想像しています。

VITO PARIS、VITO DE PARIS、ATELIER DE PARIS、NEWEYE(VITO DESIGN)など、複数のレーベルで少量の製品を展開していた他、創業前から初期のAlain Mikli にデザインの指南を行うために参画。Mikli本人が「(中略)〜。私は彼にすべてを負っている。もしヴィトーがいなければ、ミクリは今のミクリではなかった」と証言していたという記事も公開されています。

ポンメガネの取扱フレームについて

今かけたい、これからかけたいデザインという視点で、VITOの得意とする立体的な造形と製造品質の良さが特に感じられる製品に絞って買い付けを行っています。ビックシェイプや有機的造形に特化しすぎることなく、オートクチュールの技術や審美眼をもとにした、日常に取り入れたいと感じた適切なデザインであることを念頭においています。後年の氏の娘へのインタビューでは彼を画家や作家として認識していたという状況が垣間見れることからも、美術的背景を持ち、独自の造形表現で、量産を拒む「アートピースとしての眼鏡」を生み出していた人物像が炙り出されます。

実在するパリを行き交う人々を念頭においたアイウェアのデザインであったはずなので、文化も容姿も異なる我々に最適なデザインは当時のVITOのスタンダードとは異なるであろうと予想することは容易です。変わったデザインや希少性のみのヴィンテージではなく、現行モデルも比較対象とした上で手にとっていただけるセレクトを眼鏡店として行っています。ポンメガネで特にフォーカスしているMIKEはおそらくVITOとしては落ち着いたデザインと思われますが、サイズや量感や曲面の配分など我々にとっては最適なデザインだと考えています。

ブランドおよびデザイナーの年表

年代 出来事
〜1940年代後半 推定1928年生。第2次大戦で家族が離散し、戦後フランスで独り成長。美術学校やモンパルナスのデッサン/美術アカデミーに通う。
1950年代 Rue d’Hauteville(パリ10区)45–47番地に、小さな店「VITO」を構える(看板は“VITO”の青い4文字)。キューバ葉巻を燻らせながら特注フレームを仕立てる姿で知られる。
  • 自宅のキッチン(Rue Beauregard)をアトリエ化 → のちにRue Mazagranの管理人室に拠点。
  • 顔(写真)に直接描いて設計するオーダーメイド手法を確立。行為そのものを作品化する抽象的なアクションペインティングの系譜ではなく、実在の人物や画像に筆を運ぶ具体的な手段を用いていました。
1960年代後半〜1970年代 最盛期。有機的フォルム/誇張されたボリューム/独特の色調で注目。Pierre Marly/Lafont ら同時代のオプティシャンにも強い刺激を与える。
  • Silmoにピンクのキャデラックで登場するなど話題性も抜群。
  • Rhône-Poulencの化学者に素材改善を要求。
  • 大手(Georges Lissac)との資本提携を拒否し、創作の自由を優先。
  • Pantin(29 rue Méhul)の古い製粉所を買い取り、自前工場化。
  • Yves Saint Laurent(ファッションデザイナー), Jacques Chirac(第22代フランス大統領), Prince Rainier III(元モナコ公), Jacques Dutronc(ミュージシャン・俳優) Nana Mouskouri(ミュージシャン) 等が愛用。
1970年代後半〜1980年代初頭 Alain Mikli に招かれ、初期ミクリの屋台骨を支える存在に。Mikliいわく「(中略)〜。私は彼にすべてを負っている。もしヴィトーがいなければ、ミクリは今のミクリではなかった」。おそらくこの年代頃に日本の企業に招待され来日。
1990年代 慈善オークション(1992年、Mikli主催)資料にサングラスを装用したVitoの肖像。
2000年代初頭 Meyrowitzにも一時的に関与。以降、絵画制作へ専念。

極力、正確だと考えられる資料をもとに編集しました。新資料により情報が更新される可能性がございます。

装用感向上のためのVITO PARISのパッド張り替え事例

宝飾品と異なりメガネは調整を含め、フレームを加工することが前提です。その一環としてお客様の骨格にあわせてパットの張り替えを行っております。ヴィンテージの海外製品はブリッジ部分の幅が広いことが多く、適切な装用のためにも当サービスをご検討いただけましたら幸いです。他店にて購入のフレームにつきましても加工を承っております。

取扱店舗:ポンメガネ大宮

ポンメガネ大宮-店舗写真

ポンメガネ大宮

  • 郵便番号:330-0846
  • 住  所:埼玉県さいたま市大宮区大門町3-195 美幸ビル1F
  • 電話番号:048-782-7128
  • 営業時間:10:00〜19:00(通常営業)
  • 定休日:水曜日
  • 各種クレジットカード支払い:可能
  • paypay支払い:可能
  • 店舗にて視力測定のサービスを行なっています。
  • JR大宮駅 東口下車 徒歩9分
  • 専用駐車場のご用意がございませんので、お車でのご来店の際は近隣のコインパークをご利用くださいませ。

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