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22/03/30
ポンメガネHP → news → 「現行とヴィンテージ」スリーピースのオクタゴンフレーム。
カテゴリー:news
タグ: AMERICAN OPTICAL vintage, GERNOT LINDNER, ポンメガネ浦和, 最新情報
現行とヴィンテージの 1920年代〜1930年代のアンティーク・ヴィンテージそのものか、 今回取り上げたのは、1930年代とみられるVintageの12金張のAmerican Opticalと、現行のGERNOT LINDNERによるシルバー925製のモデル。 三本ともにゆったりとしたサイズなので、泥臭くなりにくく今まさに自然な雰囲気でお掛けいただけると思います。 立体的な造形のブリッジと、安定感のあるプロポーションのオクタゴンの組み合わせ。 サイドマウントとよばれるレンズ上下中央付近に配置された智の取りつきを含め、ヴィンテージから一段古く、アンティークに差し掛かる年代の細かさと大らかさが同居するようなデザインです。 GERNOT LINDNERによるスターリングシルバー製のスリーピース。一般的なメガネの金属装飾と大きく異なる特徴があります。 そのため、彫金模様の最高峰が1930年代頃のフレームと呼ばれています。現在では、硬い素材が一般的なため当時の様な細かくクッキリとした柄は製造コストの面で作りにくい状況となっています。 このフレームでは、掘るのとは真逆の、立体的に浮き立たせるデザインが採用されています。眼鏡としてはかなり特殊です。 ヨーロッパで途絶えてしまったシルバーのメガネを復活させるという、創業者であるリンドナー氏の想いがこの特殊な手法を採用させたのかもしれません。スターリングシルバー特有の柔らかな光沢に量感のあるモチーフが映える構成です。 何度も「LUNORとは異なるデザインだ。」と、ご本人がおっしゃっていましたが、確かにこのバランスは経年の変化も含めて時間をかけて一本を楽しめる、他には無いメガネフレームだと思います。 ブリッジにSQUIRE-MOUNTINGを採用したFul-Vueのスタイル。淡いライトブラウンのレンズを組み合わせたサングラスです。 テンプルの付け根が視界を邪魔しない、高い配置となるFul-Vueの仕組みによりすっきりとした多角形の印象です。凛とした雰囲気と強さを感じさせるとても美しい一本。 オクタゴンと一言で表せども三本は全て異なるシェイプ。 このシェイプでこのディテールの完成度
スリーピーススタイルのオクタゴン(八角形)フレーム。
またはソースをその年代においた設計で見受けられる珍しいデザイン。
3-Piece Octagon / 01
American Optical社のマウントで、ホワイトゴールドの金張にロジウムメッキが施されています。
精緻な金属の柄の完成度は当然ながら、中抜きされた三角形を含む造形としても大変美しい一本。
3-Piece Octagon / 02
彫金によるモチーフやパターンの”掘り込み”の装飾が、複製可能なプレスによる再現としてメガネの世界ではここ百年ほど一般的な手法として流通してきました。
比較的柔らかな、合金に金張を施すという「素材の一般化」も相まって、初期に定着した手法がそのまま採用されきたと考えられます。
3-Piece Octagon / 03
多角形特有の収まりの良さと、上質な素材、珍しいディテールがバランス良く備わったアイウェアです。
それぞれ異なる雰囲気からコレだ!という一本をお選びいただきたいと思います。