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18/10/14
ポンメガネHP → event → Haffmans&Neumeister /SILMO Paris 2018 vol.2
カテゴリー:event
タグ: Haffmans&Neumeister, SILMO Paris, 展示会/exhibition, 最新情報
2日目の最初のアポイントメントは、昨年のSILMO ParisにてローンチされたHaffmans&Neumeister。 今年はデザイナーであり創業者のフィリップさんから新作の説明を受け、仕入れを行いました。自由な風が吹きまくる、とても楽しい時間でした。 アイウェアだけでなくブースのデザインも質が高い。面光源による陳列棚のデザインなど、一見何気なく見える部分の設計がアイウェア同様に徹底されています。 昨年は完全にクローズドなブースでしたが今年はセミオープン。最新のフレームとビジュアルが陳列されていました。プロダクト同様に切り口がシャープで清々しい完成度。いつ見ても常に人だかりでした。 新しい機構のヒンジを用いた「Ultralight Collection」が発表されました。これまでの機構は「Line Collection」として継続して発表されています。昨年の発表時にも驚きがありましたが、今年の機構もすごいことになっています。 フロントとテンプルの二枚のステンレススチール、それを留めるハトメのようなパーツが構造のため、極めて薄いヒンジが開発されました。シートメタルを捻ることで水平の要素を生み出し、動きを規定しています。 デザイナーで創業者のフィリップさん曰く、「見えがかりの面を線に変えるコレクション」とのこと。昨年発表されたフレームと比較しつつ説明をうけました。確かに! ウルトラライトコレクションに組み合わされた、スルリと伸びるテンプルエンド。 パッドの形状も進化しています。より動きをつけやすい形状になりました。 「プロフェッサー」と呼んでいた、1880年代のメガネをソースにデザインを行なったX形状のサドルブリッジ。「日本語では何て呼ぶの?」と聞かれたので、「一つの山と表記して、イチヤマと呼びます。」と伝えました。 サドルブリッジ繋がりで続いて見せてくれたのが、ファーストコレクションで使用されている正方形平面のLine Collectionの新作。ヨーロッパ仕様のため深い一山です。 このスプーンのようなテンプル先の形状とメタルのザラリとした質感もやはり格好良く、新旧のコレクションは共に素晴らしいプロダクト。 ここで一時フィリップさんのプレゼンは中断し、一山の場合の寸法についての質問を受け、アジアに展開する場合には●●●●(ブランド)のこのモデルとかの寸法だとかけられるなどの相談会に。 写真はNGのため未掲載ですが、整形前のフラットなシートメタルフレームを手元に置き、どのパーツをどれくらい深く・長く作るのが理想か?など。おそらく今後の製品に反映されるであろうことが予想されたため、勢い時間を割いて我々の意見を伝えさせていただきました。 昨年のブランドリリースの際、共同創業者のノイマイスターさんがおっしゃっていた「自分たちの大好きなメガネを、自分たちの好きなように丁寧につくりたい。」という言葉はまさしくこれだと思います。改善のための変化に対して、恐れず面倒臭がらずの姿勢がダイレクトに感じられました。 昨年のスペシャルモデルに追加された新色と、その後に続いて紹介してくれた今年のスペシャル。昨年のフィンチをベースにしたモデルを含め、Phasmid Collectionとして再定義されました。新作は4枚のフラットレンズを使用したサングラス。レンズのカラーは、ブルー・グリーン・ブラウンの3色展開です。 このモデルにのみ使用されているヒンジ。もちろん前回同様のパッドのないデザイン。ラウンドの外側を落として側面につなげています。シートメタルの薄さとフラットレンズのシャープさがとても良い塩梅。 メガネケースのペーパーボックスがデザイン変更となる予定です。以前の筒状でシルバー仕上げのものから、パカっと開けるタイプに。 入荷時には細かな仕様が変更になる可能性がありますが、それは届いてからのお楽しみ。レンガ色のペーパーにシルバーの箔押し加工がとても綺麗でした。 こんな感じで次回以降もSilmo Parisの様子を掲載予定です。今年のSilmoで出会ったブランドやイベントなども掲載を予定しています。Haffmans&Neumeister
Ultralight Collection
Line Collection
Phasmid Collection
New Paper Box